フォトウェディングでスタイリストさんに上手に希望を伝えるには?
一生に一度の大切な記念になるフォトウェディングでは、衣装だけでなく、ヘアスタイルやメイクにもこだわりたいものです。希望のイメージはあっても、スタイリストさんに上手に伝えられるか、不安という方も多いのではないでしょうか。この記事では、フォトウェディングで、希望のイメージを叶えるために気をつけたいことを紹介していきます。
参考画像を持っていくと確実!
イメージや雰囲気は主観的なものなので、言葉だけで伝えるとどうしても違いが出てしまいます。雑誌やSNSで、気になる画像を見つけたら保存しておくと、具体的なイメージも伝わりやすくなります。着用予定のドレスや着物を想像して、楽しみながら準備を進めましょう。
ウェディング専用の雑誌を参考にする
ウェディング専門誌や雑誌のウェディング特集の記事は、式場探しだけでなく、ヘアメイクの参考になる画像も多く掲載されています。教会での写真には、かっちりしたアップスタイル、ガーデンウェディングでは、髪全体をゆるく巻いたダウンスタイル…など、雰囲気に合わせたスタイルが紹介されています。希望するフォトウェディングの雰囲気にあった画像を切り抜いて、ノートなどに貼っておけば、スタイリストさんに全体を通してのイメージを伝えられます。
画像は複数枚用意する
希望するヘアメイクの画像を見せて「この写真と全く同じようにしてください」と伝えても、実際に、そのスタイルを完璧に再現することはとても難しいです。毛量や髪質、肌のトーンなどによって、似合うスタイルは人それぞれだからです。似た雰囲気の画像を複数枚用意して、希望する全体的なイメージを伝え、細かい色味などは、プロのスタイリストさんにお任せすれば、美しく見えるスタイルを提案してもらえるでしょう。
横顔、後ろ姿の画像も用意する
フォトウェディングでは、正面からの撮影だけでなく、新郎と並んだ時の横顔の写真や、美しいドレスのバックスタイルの写真なども多く撮影します。せっかく画像を複数枚用意しても、正面からのものだけだと、完成した写真に違和感を覚えるでしょう。左右や後ろのスタイルも希望のものをチェックしておきましょう。ヘアアクセサリーの位置なども合わせて、確認することをおすすめします。
肌が弱い方は事前に伝えておこう!
和装や洋装も、フォトウェディングで撮影した美しい写真は、一生の思い出に残ります。肌トラブルを避けて撮影当日を迎えるために、前日までの準備は、普段以上に念入りに行いましょう。
いつも使っている化粧品を準備する
撮影当日のヘアメイクに使う化粧品は、スタイリストさんのものを使用することが多いので、肌が弱い場合は気をつけましょう。過去に使ってみて、合わなかった化粧品やかぶれが出る成分などがあれば、事前に伝えておくことが肝心です。当日は普段使用している化粧品を持っていき、スタイリストさんにも確認してもらうと安心です。アイシャドウやチークは、瞳の色や肌にのせたときの発色の仕方で、印象が左右されるので、希望する色味があれば伝えましょう。
日焼けに注意する
日ごろから日焼け止めで紫外線ケアをしている方も、フォトウェディグ前は、いつも以上に気をつけてケアをしましょう。ウェディングドレスは、デコルテや背中が大きく開いたものが多くあります。普段洋服を着るときに、露出する部分だけをケアしていると、顔と首から下で、肌の色にむらが出てしまいます。ドレスを着るときに露出する部分は、フォトウェディングの約3か月前から意識して、紫外線ケアと保湿を忘れないようにしましょう。
エステやシェービングは1週間前までに
肌をワントーン明るく見せてくれる、ブライダルエステやシェービングは、結婚式やフォトウェディングを行う花嫁さんに人気です。しかし、直前にシェービングを行うと、思わぬ肌トラブルを起こしてしまうこともあります。せっかく自宅で日々お肌のケアを頑張っていても、シェービングのせいで、肌が赤いまま撮影当日を迎えるのは悲しいですよね。予約は撮影日の1週間前までにして、撮影日当日は、最高のお肌の状態で撮影にのぞみましょう。
可能ならヘアメイクリハーサルをすると安心
結婚式場では、挙式・披露宴の前にヘアメイクリハーサルを行うことが多いです。フォトウェディングの場合も可能であれば、ヘアメイクリハーサルを行うと安心です。別途費用がかかる場合もありますが、ヘアメイクリハーサルには、次のようなメリットがあります。申し込みの際に、可能かどうか問い合わせてみるとよいでしょう。
スタイリストさんと相談できる
スタイリストさんによって得意とするスタイルはさまざまです。希望するスタイルが実現できるか、難しい場合はどのようなスタイルが似合うのか、ヘアメイクリハーサルのときに、会話をしながら確認することができます。プロの視点からのアドバイスはとても参考になるので、疑問に思っていることは、何でも相談してみましょう。
当日のヘアメイクの時間短縮になる
撮影当日は、限られた時間のなかでのヘアメイクとなるので、希望通りの仕上がりにならなかった場合でも、はじめからやり直しをすることができないことがほとんどです。事前のヘアメイクリハーサルで、仕上がりイメージを共有しておけば当日も焦りません。その分ゆっくりとした気持ちで、撮影にのぞめます。
持ち込み小物を確認してもらえる
髪飾りやアクセサリーを持ち込む場合、希望するヘアスタイルやメイクとの相性を事前に確認することができます。フォトウェディングは動きながら撮影を進めるので、アクセサリーの金具のひっかかりで、髪が乱れることがないか、アイシャドウやチークの色味とアクセサリーのボリュームが合うか、なども時間をかけて確認できれば安心です。
まとめ
今回は、フォトウェディングで最高の一枚を撮るためには、どのようなことに注意するべきか紹介しました。フォトウェディングでスタイリストさんに上手に希望を伝えるには、イメージ画像を複数枚用意して、希望する全体的なイメージを伝えることが肝心です。自分の肌の状態を整え、スタイリストさんと積極的にコミュニケーションをとりながら、最高の1枚を撮影しましょう。