フォトウエディングの選び方
今フォトウエディングを行うカップルはとても増えてきていますが、何を基準に選べばいいかわからない方も多いでしょう。フォトウエディングはあくまでも写真撮影をメインに考えているため、一般的なウェディングとは異なります。
ここではフォトウエディングを選ぶときの注意点などを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
費用に関するフォトウェディングの注意点
費用に関する注意点は多くあるでしょう。通常のウェディングに関しても費用に関するものは多く、一番多いケースは予想していた金額よりかかってしまった、ということではないでしょうか。
具体的な例としては、着たいと思ったドレスがプランに含まれたものではなかったので、追加料金が発生してしまうため着用できなかった。また、リーズナブルな価格でフォトウエディングができるというのをホームページで見て予約。
しかしプラン内にヘアメイクや靴も含まれてなく、持ち込み料金は別、撮影後に受け取ることができる写真も1枚など。スタジオ各社で設定されているパッケージプランですが内容はスタジオによって異なります。
基本料金は安く抑えることができるかもしれませんが、パッケージプランに含まれているものと、含まれていないものの確認と含まれなかった場合の持ち込みは可能なのかを確認しておきましょう。和装と洋装でも必要なものは異なるので、撮影スタジオのスタッフさんに確認しておくとよいでしょう。
ドレスに関してもグレードが設定されているケースは多々あります。華やかで人気のあるデザインやヴィンテージドレスはプランのアップグレードが必要になることもあるでしょう。
また見落としがちな男性の衣装に関しても注意が必要です。女性のプラン内容は比較的充実していますが、男性はヘアメイクも靴もプランに含まれていないことが多々あるので注意してください。
オプションへの料金に関しては、自分がしたいことと料金のバランスを見ることが大切です。
ヘアメイクに関するフォトウェディングの注意点
ヘアメイクに関しては、一生の記念に残るものなので綺麗に仕上げてもらいたいと考えている方がほとんどでしょう。ですが、ヘアメイクも気を付けないと写真の仕上がりなどにも直結します。
メイクは自分のこだわりを持っている方も多く、きちんと打ち合わせをしておかないと自分の望んだイメージと違ったものになる可能性があります。そして失敗談も多くあるのがヘアメイクでしょう。
ヘアメイクさんは皆さんプロですが、実力をはかることはできません。100%満足のいく仕上がりにしてもらうには、できるだけ細かく要望を伝えておくことが重要です。
なかには、目鼻立ちがはっきりしているので濃い色を使ったメイクをしてほしくなかったが、ドレスに合わせて派手なアイシャドウを使われ、きつい印象になってしまった方のエピソードなどがあります。
他にも、ドレスが寒色系の色味なのに黄味系のメイクをされてしまい、写真の顔色が悪くなってしまった方や、メイクの際に眉毛をカットされてしまって細くなってしまったなどの失敗談も存在します。
打ち合わせをしっかりして、自分の好みやなりたくないイメージなどをあらかじめ伝えておくことで防ぐことができるでしょう。希望の仕上がりに近い写真や画像を共有しておくこともよいでしょう。
花嫁側のイメージとヘアメイクさんの思い描く仕上がりのイメージにギャップをなくすことが一番のポイントでしょう。
「フォトウェディング」の注意点
衣装・ヘアメイクが仕上がったら、あとは撮影となります。二人の笑顔を引き出すのはカメラマンの腕の見せどころでもあります。
ですが、普段写真を撮らない方の場合、大きなレンズを向けられたときに緊張で顔がこわばってしまうこともあるでしょう。そしてスタジオセットでの撮影もありますが、お二人の想い出の場所やフォトスポットでの撮影などもあります。
人通りが多いロケーション撮影をする場合は注意が必要です。ロケーション撮影の場合は外になるのでヒールや、慣れていない靴での移動は大変です。
撮影場所までの移動で疲れてしまっては、楽しく笑顔で撮影することも難しくなってしまいます。また気温にも注意が必要です。
イルミネーションが綺麗な冬の夜は恐ろしく冷え込みます。カイロの用意や、撮影の合間には上着を羽織ったりなど寒さ対策が必要です。
また、外での撮影となると人目が気になる方もいるでしょう。特にフォトスポットなどは人も多く、休日の撮影ともなると多くの人に見られる中撮影することになります。
恥ずかしい気持ちはわかりますが、一生に一度のウェディングフォトなので堂々と撮影に挑みましょう。
様々な観点からフォトウエディングを成功させるコツを紹介ましたが、いかがでしたでしょうか。失敗しないためには撮影スタッフとの意思疎通が一番のポイントになります。
自分自身が持つ理想のイメージを積極的にスタッフと共有することで、ギャップがなくなり思い描いたフォトウエディングにすることができるでしょう。